測量・探査

地形などを測る技術

港湾整備事業などの開発行為や環境アセスメント評価、環境保全活動などのそれぞれの目的に応じて、現況の位置や地形形状を把握することは、最も基本的な情報の一つです。測量では陸域・水域と、それぞれのニーズに合わせた技術を提供します。探査では磁気探知機を使用して主に、危険物探査を行い、港湾工事などの安全に貢献します。

測量・探査業務一覧

  • 水域測量

    海などの水面下にある地形は、直接見通すことが困難な場合がほとんどであり、水面下の地形を把握するために、音波を利用した音響測深機を用いて測量を行います。また、マルチビーム音響測深機を用いて、3次元計測による詳細地形の把握や地形解析を行います。

  • 陸域測量

    現況の位置、新たに造成される埋立地などの位置や形状、面積などを確認するために、位置や高さが既知の既存の点を基準にして、新しい点を設置し、その位置や高さを計測する技術です。

  • 危険物探査

    港湾工事等で海底に衝撃を与えるような浚渫や地盤改良工事などを行う際には、事前に安全確保を目的に、機雷・爆弾等の残存する危険物の有無を確認するため、危険物探査を行います。