技術論文公開
シャトー海洋調査
技術論文の公開に当たって
21世紀は環境の時代といわれています。すなわち、自然と人間が調和・共生することを目標とする時代です。一つ一つの開発事業は人類にとって不可欠なものであり、それを「環境にやさしく」、「生態系にやさしく」開発するためには、「正しく海や生態系を知る」ことが不可欠であると思われます。このようなスタンスのもとで、レーダー画像解析技術、バイオテレメトリー技術、藻場造成技術等々の最新の技術を開発し「環境や生態系にやさしく」というお客様のニーズに応えるべく努力いたしております。
この度、このような最新の技術を用いた成果の一部を技術論文として取りまとめ、公開することになりました。多くの方々に関心を持っていただけるものと期待するものであります。 ここに、公開に当たって、関係してくださったお客様方のご好意ならびにご協力に対し、厚くお礼申し上げます。
湿地領域
00 | タイトル |
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掲載誌,巻(号),頁,発行年 | |
01 | 瀬戸内海の千軒湾地先における炭素窒素安定同位体比からみたマコガレイ稚魚の食物と食物源の推定 |
日本水産学会誌,81(4),681-687 (2015) | |
02 | 有明産タイラギの生物モデルによる大量へい死原因仮説 |
土木学会論文集B2(海岸工学),69(2)1_1186-1-1190 | |
03 | 個体成長モデルを用いた伊勢湾東部沿岸域におけるアサリRuditapes philippinarum資源の減耗要因の検討 |
水産海洋研究,84(1),11-26 (2020)) | |
04 | アサリ(Ruditapes philippinarum)資源動態に係る餌料環境解析手法としての個体成長モデルの比較検討 |
海洋理工学会誌,26(2),1-12 (2021) | |
05 | 三河湾東奥部の河口干潟(六条潟)におけるアサリ Ruditapes philippinarum 個体群の変動機構 |
水産海洋研究,86(1),1-18 (2022)) |
藻場領域
00 | タイトル |
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掲載誌,巻(号),頁,発行年 | |
01 | ホンダワラ類の幼胚の到達範囲と藻場マウンドの位置関係について |
海洋開発論文集,18,179-183 (2002) | |
02 | 磯焼け海域における小型海藻を混生させたホンダワラ類藻場造成手法とその効果 |
水産増殖,51,2,127-134 (2003) | |
03 | 藻場造成型防波堤の藻場形成の特性 |
海洋開発論文集,19,1-6 (2003) | |
04 | アマモ場造成に必要な生育環境条件に関する研究 |
水産工学,40(3),205-210 (2004) | |
05 | アマモ群落の再生産維持機構の解析のためのマイクロサテライトーカーを用いた個体識別法 |
水産工学,24(3),253-258 (2006) | |
06 | 三河湾三谷町地先におけるアマモの光合成特性 |
水産工学,42(3),239-244 (2006) | |
07 | Reproduction dynamics of eelgrass (Zostera marina L.) populations in Ise-Mikawa Bay, central Honshu, Japan |
Plant Species Biology,24(3),202-208 (2009) | |
08 | 伊勢湾東部沿岸サガラメ群落における年間順生産量と炭素・窒素の年間吸収量 |
日本水産学会誌,75(6),1027-1035 (2009) | |
09 | 大阪湾の傾斜護岸帯における藻場の 現存量とその変動要因 |
水産工学,50(3),151-162 (2014) |
浅海・内湾・沖合領域
00 | タイトル |
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掲載誌,巻(号),頁,発行年 | |
01 | レーダー解析画像による大阪湾におけるイカナゴシラスの漁場形成機構 |
水産海洋研究,64(3),138-143 (2000) | |
02 | 大阪湾におけるイカナゴ漁場の動態と潮流 |
海と空,77,19-24 (2001) | |
03 | Evidence of homing of black rockfish Sebastes intermis using biotelemetry |
Fisheries Science,68(6),1189-1196 (2002) | |
04 | レーダー画像解析による大阪湾のマアナゴ漁場の変動把握 |
水産海洋研究,67(1),1-8 (2003) | |
05 | 超音波バイオテレメトリーを用いたスズキの移動と回遊の記録 |
日本水産学会誌,69(6),910-916 (2003) | |
06 | 大阪湾におけるレーダー画像解析によるカタクチイワシのシラス漁場と海洋環境との関係 |
水産海洋研究,71(1),38-44 (2007) | |
07 | 日本海佐渡島羽茂地先の人工魚礁における超音波バイオテレメトリーを用いたマアジの行動様式 |
日本水産学会誌,75(6),1019-1026 (2009) | |
08 | 人工魚礁における魚類行動研究への超音波バオテレメトリー技術の適用とその課題 |
水産工学,49(3),187-197 (2013) | |
09 | 1978-2003年における伊勢湾でのカタクチイワシ現存量と動物プランクトン密度、塩分の関係 |
水産海洋研究,80(3),207-213 (2016) | |
10 | 定点設置した計量魚群探知機による調査事例 |
海洋調査協会 第40回技術発表会(2023) |
評価
00 | タイトル |
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掲載誌,巻(号),頁,発行年 | |
01 | 空港島建設に伴う底生魚類群集への影響評価の試み:IBI手法による環境監視データ解析 |
海岸工学論文集,50,1131-1135 (2003) | |
02 | 大阪湾におけるマアナゴの分布移動特性と生息地適地評価モデル |
海岸工学論文集,50,1151-1155 (2003) | |
03 | 漁港の生態系構造と生物現存量の推定 |
土木学会論文集B2(海岸工学)、69(2)1_2111-1-1215 | |
04 | 瀬戸内海東部のイカナゴ船曳を対象とした漁業シミュレータの開発 |
土木学会論文集B2(海岸工学),69(2),Ⅰ_1196-Ⅰ_1200 (2013) | |
05 | 機械学習を利用した内湾における浮魚類群集の空間分布量の推定 |
土木学会論文集B2(海岸工学),75(2),Ⅰ_1129-Ⅰ_1134 (2019) | |
06 | 機械学習を用いた沿岸海域における赤潮予測 |
土木学会論文集B1(水工学),75(2),Ⅰ_781-Ⅰ_786(2019) | |
07 | 大阪湾沿岸域におけるエッジレスガラス瓶カレットを活用したアカガイのカゴ養殖実験 |
土木学会論文集_海洋開発シンポジウム講演集(2023)_B3-008 |
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